お酒とホンネ

忘年会シーズンですね。
今年は中止を含め、どのように行うか難しいものです。
また飲食業の皆様に関しては、従業員の方の安全を含め事業としてのバランスが問われます。
健康面が再優先とはわかりますが、業績が悪化すれば結局しわ寄せはきますから悩ましい限りだと思います。

早くまたみんなで食事を楽しめる事を切に願っております。

本来は忘年会シーズンのこの時期、忘年会では「無礼講」が合言葉ですね。
お酒の席では上下関係は無しで楽しみましょうという意図で使われます。

そんな中、ついつい羽目を外し過ぎて暴言を吐いたり、悪態をついたりと「失礼」な行動をする方を見かけます。

「まぁまぁ無礼講だから」と言いますが、取り払ったのは上下関係だけで、人としてのマナーがなくなったわけではありません。

よくお酒で失敗をする人がいますが酔っていたから仕方ないと許される風潮は個人的に好きではありません。
お酒を飲んで失敗する人は、酔うことで判断が鈍るからだと思います。
理性が働かない。つまりブレーキが効かない状態。
となると、酔ったときの姿はある意味その人本来の姿だと思っています。
普段がどうであれ、酔って横柄な態度を取る方は根っこの部分に持っているからでしょう。

嗜むという言葉にはつつしむという意味もあります。
どんな時でも礼節をわきまえる人間でありたいものです。