カラバ数秘術

カラバ数秘術ピタゴラスが提唱し、弟子たちによって広められていった数秘術ユダヤ教に伝わるカラバ思想と融合によって生まれました。


カラバの起源は古代バビロニア時代にまで遡り、神秘思想だけでなく複雑な化学的側面も多く持っているため、その本質を理解するのは難しいです。
なので今回は簡単な説明に留めます。


カラバはヘブライ語で、受け取られたもの、伝授されたものという意味を持ちます。
このことから自分で編み出していくものではなく、神からの知恵や師匠が弟子に伝授した教えを指します。


カラバ思想について書かれた書物の代表的なものには、創造の書、光明の書、光輝の書という聖典があります。


その中で生命の樹について書かれており、それをもとにカラバ数秘術は構成されております。
生命の樹はセフィロトの樹とも呼ばれ、世界観を表す図形を指します。セフィロトは、その中に表される10個の光る玉、セフィラの複数形のことを指します。


気になる方は一度調べてもらえればと思いますが、数秘術的には下記の数字が関わってきます。
1 ケテル(王冠)
2 コクマー(知恵)
3 ビナー(理解)
4 ケセド(慈悲)
5 ケブラー(峻厳)
6 ティファレト(美しい)
7 ネツァク(勝利)
8 ホド(栄光)
9 イェソド(基礎)
そしてマルクト(王国)で1に戻ります。


ピタゴラスとカラバどちら形正しいということではなく、また現代数秘術として様々な概念がありますので興味を持っ